原子力協定
ヨルダンなど4か国との原子力協定。原子力平和利用の協定とは、早い話原発の輸出を進める協定である。そもそもなぜヨルダンへの原発輸出が推進されてきたかというと、エネルギーと水の問題を潜在的に抱えている。日本を含む先進諸国の調査結果は「原発をつくればいい」だった。他の代替エネルギーの提案はなされなかった。ヨルダンの国会議員が来日して福島を視察した。「もしヨルダンで同じことが起こったらと思うと恐ろしい。ヨルダンだけでなく世界中のどこででも起こってはならない。」と当然といえば当然な感想を述べている。日本では、9日の参議院本会議で承認されたが、ヨルダンではまだ国会に提案されていないらしい。この事実を国会で話してぜひとも阻止して欲しいものだが、それにつけても日本の国会は恥ずかしい。まだ、自分の国の事故も収まったいないのにどうしてこの危険きわまりない原発を輸出できるのか?日本では原発はもう作らないはずだ。これ以上、世界に被害を広げることは許されるわけがない。
民主党国会議員のなかで、本会議で棄権したまともな議員は12人。増子輝彦・金子恵美・有田芳生・石橋通宏・大河原雅子・岡崎トミ子・今野東・佐藤公治・田城郁子・ツルネンマルティ・徳永エリ・谷岡郁子。ツルネンさんによれば、党執行部から厳重注意を受けたというが、国民からいわせれば、12人以外は全員除名だろう。