塩化

EMの堆肥が作物への放射性セシウムの移行係数を少なくすると福島県が発表した。昨年の今頃、福島の果樹農家は放射能の被害に頭を抱えていたのだが、まさに逃げるべきかどうかという瀬戸際だったと思うが、収穫への手入れは抜かりなかった。調査してみると検出限界以下だった。しかし、ホッとするのも一瞬の話で、注文はこない。この当りの農家の苦しみを聞いて私は迷路に入り込んだ。今もその状態には変わりないが、出口はあるとは思えるようになった。友達と去年の今頃の話をすると全員うつ状態だったみたで、妙に分かり合える。EMのよさもさることながら、比嘉先生は、塩化カリウムの多用を注意している。およそ、化学物質では自然は回復できないことを肝に銘じ、化学薬品の使用は控えなくては・・と思うのだ。
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