野菜の食べ物

野菜の国内自給率は、およそ80%だというが、この野菜を作るのに必要としている肥料は、ほぼ100%輸入だということだ。野菜の食べ物とは、窒素、リン酸、カリ。これは、誰でも知っている・・のかな?この化学肥料の自給率は、窒素以外、ほぼ0。リン酸肥料の主原料はリン鉱石だが、日本にはまったくない。そこで、思うのだが、どうして昔は野菜ができていたんだろう? じゃ、有機質肥料なら大丈夫かというと、こちらも輸入に依存。ナタネ油かす、骨粉、はてはバーク堆肥まで輸入している。日本のこうした構造的なおかしさや危さを消費者も知れば、生ごみを堆肥にすることの重要性がわかると思うのだが、いかがなものかな?個人レベルの堆肥化から、地域まるごと循環型農業への移行をめざしたいものだが、生ごみからできた肥料なんて使えないという生産者が多いのが現実。化学肥料信仰は根深い。
今年の生ごみ交流会のメインスピーカーは、吉田俊道さん!http://www.taihika-kyokai.or.jp/kouryu/20th/20th.htm