オガクズ

豚舎に敷いているオガクズの数値が下がったという話は、EMサミットin東京で聞いた。単純に豚にEMを飲ませていただけで、EMの入った糞尿が敷いてあるオガクズの数値を下げたというのだ。ところで、このオガクズ、約1500ベクレルだったというが、それが約半年間で570ベクレルに下がっていた。この堆肥を65℃で発酵させたら半分になったという発表だった。EMを豚に飲ませていたら結果的に放射能の値も下がっていたというのだ。悪い話ではないでしょ。

ところで、オガクズ(大鋸屑)とは、ノコギリなどで木材を加工するときに出る木屑だが、1500ベクレルのオガクズは、東電の子会社が無料で配っていたものだった。復旧工事で木の枝とかのオガクズなのだそうだ。このオガクズは、県外にも第3セクターに売られ、徳島県上勝町のしいたけ菌床に使われて大変な騒ぎとなった。リサイクルは大事だが、ちょっと待ってよ、そうやって放射能をとんでもないところまで拡大しないでくれ。