自然に征服される

自然農法の開祖といわれている岡田茂吉の歌。昭和28年のものだというが、なにか予言的だ。雨が欲しいときに雨が降り、太陽が欲しいときに太陽がでて、すべての自然が調和していれば、私達のいのちの作物は育つ。今は、雨の欲しいときに日が強烈に照りつけ、日が欲しいときに豪雨が襲う。なにやなんだかわからないと長年自然農法で畑を耕してきた人が嘆く。ああ、そうなんだ。征服したと思った、その傲慢さは許されなかった。