TPP

民主党自民党どちらも総裁選びで騒々しい。どちらかが、日本のリーダーになるというわけだが、この2党だけは選びたくないという国民感情をいったいどうしてくれるのだろうか?今日、反TPPの論陣を張っている鈴木宣弘東京大学院教授の話を聞いてきた。どうも経済産業省のきわめて少数の官僚が主導してすすめているようだ。この機に及んで政治家もつんぼ桟敷というし、マスコミもつっこんではくれないから、自分で調べるしかない。ただ、すでにTPPに参加する布石として国内法が改正されている。社会保障制度改革推進法では「保険制度に原則として全ての国民が加入する仕組みを維持するという非常に意味深な言葉が使われている。「皆保険制度を維持する」という野田の言葉とは裏腹なのだ。アメリカでは、24ヶ月の牛にBSEが発生しているにもかかわらず、20ケ月以下の年齢の牛肉輸入制限を30ケ月に拡大するなどアメリカの要求に応えている。アメリカ産の車を10万台買いなさいという要求にも応えているが、アメリカの車はあまり欲しいはない。なりふり構わぬ要求は、アメリカの経済が破綻し、日本人があこがれたアメリカの民主主義が多国籍企業に買われているというアメリカの危機でもあるのだろう。だとしたら、世界中の国々がアメリカの都合に巻き込まれるのはもう勘弁して欲しい。それに金で巻き込まれる官僚と経団連のお歴々は、よくよく頭を冷やして欲しいものだ。民主党自民党も、反TPPの議員は選出されないだろう。国民が決めるのではない、誰かがお墨付きを与えた人物が傀儡権力となる。橋下維新は、別働部隊。きわめて危険だ。
まだ、TPPについて知らない方はこちらを
http://c3plamo.web.fc2.com/sarudemoWakaruTPP/sarudemoWakaruTPP.htm
久しぶりの箱根 登山電車

情報公開を要求するよりも即止めろと。でもどうやって?