朝市

鎌倉宮は、大塔宮(おおとうのみや) 護良親王(もりながしんのう)をお祀りする神社。護良親王は、後醍醐天皇の息子。日本史でこの名前を見たことがある。そもそも京都の御人をなんで鎌倉でお祀りするのか、あとでゆっくり調べてみよう。15日は、この境内でどんと焼きがあるので、門松やお札を持参している近所の人たちや、バスでの観光客で結構な賑わいだったが、このお宮で毎月朝市を開いているのが、大船にあるイーエムジャパンという会社だ。自然農法産や有機野菜を安価で販売しているのだが、ようやくこの野菜たちを待っていてくれるお客さんができてきた。ようやくですね。野菜を売るって難しいわ。味見してもらって、栽培の方法を聞いてもらって、品種を話して、ようやく190円のキャベツを買っていただく。息子のような青年がまわしているのだが、ようやく計算ができるようになってか、お客さんと丁々発止できるようになって、頼もしい限り。重いダイコンなど配達もしてくれるので、鎌倉市雪ノ下あたりの皆様、ぜひお越しください。写真には写っていないが、お客様は長蛇の列でほぼ完売。ことに人気があったのがトマトと葉物野菜、ミカンだ。ビタミンCは、新鮮な野菜や果実から摂ってね。朝市は実は薬局なのよ。