畑の肉

20ヶ月以下から30ヶ月以下に大幅緩和したアメリカの牛肉が、スーパーに並ぶことになる。BSEの教訓で、せっかく安全性を担保してきたのに。そんなに牛肉を日本人に食べさせたいのかね。BSEもさることながら、アメリカの成長ホルモン漬けの牛には同じ生き物として同情をしてしまう。小学6年生なのにすでに更年期の状況でホルモン治療をしている女の子。成長ホルモン剤の影響は人間にも大きい。

日本には「畑の肉」と呼ばれる大豆がある。大豆には肉に匹敵する量のたんぱく質が含まれている。しかも、必須アミノ酸をバランスよく含む。大豆のたんぱく質は動物性のたんぱく質に負けない優れものです。大豆たんぱく質の消化吸収率は、納豆や豆腐では90%以上。辰巳芳子さんが、日本人のいのちの基は、米と大豆といわれる所以だ。アメリカでも大豆を「大地の黄金」と呼んでいるそうだが、黄金の大豆の国が牛丼の国にならないようにしないとね。