命日に

夫の命日のため、多摩丘陵へお墓参りに行く。急激に気温が下がり、いまにも雨が雪に変わりそうな空模様だったのだが、墓地につく頃には雨も上がり、うふふという感じだ。もし来なかったら、大嵐にするぞというわけよね。あちこちで、納骨の読経が聞こえる。まわりの山にこだまして、ふと気持ちがフィールドバックしてしまうが、まさに時薬が効を奏して涙も出ない。一緒に行った息子が、家族みんなパパのことが大好きだったよねとつぶやく。・・・・今もね。