物の値段の決まり方。

吉野家の安部修仁会長は、おもしろい発言をしている。
280円の牛丼だけではなく外食チェーンにとってわかりやすい価格。テスト販売を重ねた結果、この価格にすれば客数が3割増やせる見通しだと。まず、わかりやすい価格があり、米代があり肉代があり調味料代があり、場所代があり、光熱費があり、人件費がある。下がられるものはすべて下げる。無理に無理をかさねて、牛丼を提供してどういうメリットがるんだろうか?そもそも、この物の値段の決め方に大きな問題はないか?こうして吉野家赤字経営なのだとしたら、企業の社会的責任を放棄した会社といわざるを得ない。株主には、何杯分かの牛丼ご優待券がつくそうだが、安けりゃいいわけではないよね。