コンニャク問答

本日の頂きものは、群馬県産コンニャク。堆肥にこだわったコンニャク。有機かどうかわかりませんが、コンニャク芋というとTPPでしょ。というぐらい、最初に問題になったのはコンニャク芋だった。一説によれば1700パーセントという高い関税が撤廃されると、コンニャク芋農家や、コンニャク製造会社が大打撃をくらう。日本人の主食の米に高い関税がかけるのは、理解できるが、コンニャク芋にどうしてとは思わない?少し、古い統計によれば、日本人は年間2キロのコンニャクを食べているんだそうで、・・・実感ないな。世界でコンニャク芋を作っているのは、TPPに加盟していないミャンマーインドネシア、中国で、こんなに高い関税をかけても、輸入コンニャクの方が安いのだ。アメリカが、コンニャク芋を作ってるという話も聞かないし。

ところで全国の生産量に占める86%は群馬県自民党国会議員による「コンニャク対策議員懇談会」(事務局長は群馬県選出の小渕優子)は、コンニャクの関税維持に努めることを申し合わせたんだそうだ。農業を守りたい!という消費者でも、コンニャクは何者?と思うんだよね。一転、視点を変えて、食物繊維たっぷりのコンニャクを肥満に悩むアメリカ国民にたくさん食べてもらおうというのは大賛成だ。