味噌は味噌でも
探したのです。有機JAS認定EM大豆でつくった味噌。川上から探せばいいのだということで、北海道の有機農家・早川仁史さんに聞いたら、簡単に解決。なんと、福井県越前市のマルカワみその有機JAS認定味噌「ヴィバルディ」(→これが商品名)になっていた。さっそく、取り寄せて、味噌汁を作る。
まず、オカカを一握りに味噌小さじ大盛り1杯。これに熱湯を注ぐ。で、おひとり様のお味噌汁完成!本当は、長ネギとかお豆腐とか欲しいところだが、ここはシンプルにお味見。
甘い大豆の香り、細胞がよろこぶ、やさしい味。
ちなみに味噌1キロ作るのに農地3平方メートルが必要で、慣行栽培では、そこに192グラムの農薬や化学肥料が使用されているとか。
この有機の味噌は、「生命価値」と「環境価値」があると。意義があり、価値があり、値打ちがあると。こんな味噌蔵で味噌になる大豆は、大豆冥利に尽きるというものだ。
たいへん、おいしゅうございました。