食を変えて問題行動が減ったよ

newmoonakiko2006-05-26

「先生、すごい。肉と牛乳をやめて1ケ月半かな。すごい変化があった」大好きなお肉と牛乳をやめた●くんのお母さんが報告にきた。家の中でパニックになることが極端に減った。おだやかに話せるようになった。それから、悩みの種だったオネショをまったくしなくなった。確かに教室でも、相変わらずマイペースだが、やるべきこと最後までできるようになっていた。食事を変えただけで、こんなに変化するなんてすごいことだ。半年ぐらいかかって何かが変わるのかと思っていた。考えてみれば、人は日々の食べ物で命をつないでいるのだから、毎日の食生活がすぐに身体の変化に現れてなんの不思議はない。「よかったね。がんばって半年続けようよ。」きっちりとした玄米菜食ではなく、鶏肉はあり、卵で工夫の食生活をしているらしいが、それでも、相手は子どもといえどもすでに食べ物の好みが出来ている人間だ。おいしい食事づくりにお母さんが頑張ったのだと思う。しかし、食事と子どもの行動様式の因果関係を証明するのは難しい。でも、事実の中に真実はあるのだろう。そう考えると、もっと学校給食のことを真剣に考える先生や親が出てきてもいいと思うけれど。
好き嫌いなく食べていては病気になる。人間の身体にその食物が役立つかが問題なのだ。自然食は現代栄養学でははかれないと主張しているのは自然医学の権威森下敬一先生。森下先生も早くから肉と牛乳の弊害を訴えておられた。その森下先生の文庫本「クスリをいっさい使わないで病気を治す本」がまた注目されているらしい。何十年前にも先生の著書がブレークした時代があったのだが。

牛乳論争というのがあってか、酪農メーカーが牛乳を捨てたという報道があった。自然な飼い方ができる範囲でできる量がちょうどいいのではないか。少し値段が高くても、たまにはおいしい牛乳を飲みたいという人のために。