超人気のケーキやさん・鎌倉レ・シュー

以前、沖縄生まれの若い仕事仲間マチコちゃんと「地方では食べられない都会のケーキ」についておしゃべりしたことがある。当時の私たちは、冷え性を治し、身体の中から美しくなるプログラムを実行していた。そのためには、絶対白砂糖は口にしてはならなぬ！だから、目にも美しく文句なしに甘美なケーキの誘惑にどう打ち勝つかが大問題だった。デパ地下に近づくな、女性向きマガジンのスィーツ特集は見てはならぬ。しかし、お誕生日、クリスマス・・ケーキと無縁なんてありえない。ことに沖縄に里帰りすると、しみじみ都会のケーキが恋しくなるというからおもしろい。沖縄にだって、ケーキはあるだろうに。
山形の彼女も、「東京に行ったら、○○のケーキを買ってきて」と友達にメモを渡されるのだそうだ。
「それがよぉ、東京駅から遠くて、しかも最寄駅から20分とかさ。それで行ってみたら、ちっこいスィートポテトだったりしてよぉ。山形にだってスィートポテトはあるだべさ」都会のケーキには、何か特別の魔法がかかっているのだろうか。

たまたま出くわした鎌倉の洋菓子や「レ・シュー」。TVで紹介されたそうで、超満員だった。ここの那須御養卵使用「にしかまプリン」が話題で全国から注文が殺到しているという。型はどこにでもあるプリンなんだけど。そういえば、アメリカ留学中のマチコちゃん、東京のケーキは恋しくないかい？