核家族用かぼちゃ・ぼっちゃん

newmoonakiko2006-07-26

かぼちゃは大好きだが、まる1こは食べ切れず最近は敬遠している。それになんでこんなにガードしなくてはいけないと疑うほどの硬い皮。包丁が入らない。そういう消費者の気持ちに答えるかのような、かぼちゃを発見した。横須賀市長井有機農法研究会会長の鈴木浩之さん栽培のかぼちゃ。その名をぼっちゃんという。直径15センチか。半分にわり
肉などの詰め物をして蒸す。大きなかぼちゃに負けず劣らずホクホクしておいしい。5〜6年前から市場に出回っていたそうだが、最近核家族の影響か、人気が出てきた。2人用かぼちゃかな。包丁もすっと入るそうな。
鈴木さんは、微生物の農業利用を早くから研究していた父親の後を継いで、学校給食の残り物やコーヒーカスなど地域の有機資源を農地に返して、農薬に頼らない農業を行っている。都会の台所を担っている三浦半島は、土地の疲弊が激しく、農業を継続できるか危機にあったが、当時40代の地域の農業者の奮闘で優れた作物を生産できるようになった。
今ではメンバーの跡継ぎもできて、いつ会ってもニコニコしている。ぼっちゃん、食べるのが楽しみだ。