[食]鶏を食す

newmoonakiko2006-10-21

昨日の続きです。あれから、鶏のガラでスープを作りました。普通は、あく抜きを何回かしなくてはいけないので、お玉を持って待機していたのですが、あくがまるででない。ギラギラした脂も浮いてきません。鶏特有のくさみもない。太陽の下、元気いっぱい運動した鶏の体には、よけいな脂はつかないのね。圧力鍋なので、長時間煮詰めることもなく、骨と肉がきれいにはがれ、妙に美しい骨を取り出す。スープは、乳白色でこれもきれい。何回か、漉すのが、普通なのだが、残り物の野菜を入れて、丸ごとスープで食べる。もも肉は、さっと油で炒めて、アルミホイルを巻き、フライパンでそのまま蒸す。どちらも、塩と胡椒のみの味つけ。シンプル イズ ベスト。これは、料理下手の言い訳にはとても便利です。でも、塩と胡椒は、ちょっとばかり、こだわりがあるので、たぶん、並の料理には勝る!カリっとした皮、かたくひきしまった肉の歯ざわり、かぶりつく息子。むしる母親。諸々の事情で、それぞれの食べ方だが、お互いに満足のお昼ごはんだった。笹鶏さん、ありがとう。この夜、会合でお会いした笹村さんにこの感想を述べたら、「その通り」と◎をもらった。3年ぐらいの成鶏なら、もっと美味しいらしい。どこかにいないかな。私が食べてあげます。食べ物を通して、お日様や土のエネルギーを頂き、私も自然の一部になるのですね。