カフェのコーヒー

newmoonakiko2006-12-04

高齢化社会だね、としみじみ思うのは、カフェに入った時だ。東口小田原駅ビルにあるドトール。椅子に深々と座り、熟睡しているおばあさんをはじめ、お客は平均年齢65歳をはるかに越えている。旅行者もあり、地元らしき人もいる。別にいいけど。どちらかと言えば、私もそちらに近いのだから。
さて、私がいつも気になるのは、街にあふれるカフェのドリンクの量だ。例えば、コーヒーを注文すると、サイズはと聞かれる。LMS。私は、Sで十分。なんで、こんな量を飲ませなくてはいけないと思うほど、Mサイズでもたっぷりの量がある。日本など湿気の多い地域では、そんなにがぶがぶ水を飲む必要がない。ただし、お米を食べていればだ。米の水分量は、60%といわれる人間の水分量とほぼ同じ。ご飯の後の1杯の番茶でバランスがとれる。一方、パン食、小麦粉の水分量は極端に米より少ない。だから、欧米の人はジュースやビールで水分を補給しなくてはならない。欧米人の基準をそのまま日本人に与えているのだと思う。この間も、おじいさんが店の若いお嬢さんに「サイズは?」と聞かれて、「???L」と答えていた。見栄をはってはいけません。Sでいいんですよ、と思わず言いそうになった。