うちのミカンは有機ミカン

newmoonakiko2006-12-18

器量は悪いけど、無農薬のミカンですよ。と、生徒のお母さんが届けてくれた。農業は嫌いという彼女だけれど、夏にはお茶、冬にはミカンを収穫している。アパート経営した方が経済効率は高いけれど、定年後は農業をするという夫のため、我慢してやっていると話す。今年のミカンは不作だ。ミカンの大産地和歌山産の有機ミカンは完売。ミカンの価格は高騰している。このミカンは、自家用と親戚用だそうで、販売はしていない。そういう家がたくさんあって、「ミカンちょうだい」とお願いすると、コンテナいっぱいになる。すべてプレゼントだ。
う〜ん、だからスーパーに並ばないのかも。小田原のミカンはもらうもの。有田のミカンは買うもの。昔は、立派な基幹農業だったのに。地域の外では評価は高いのにね。しかし、不思議だ。不作の年に化学肥料や無農薬の栽培のミカンの方が収量が下がらず、おいしいというのは。器量なんて関係ない。食べた人の器量がよくなる?のは分っているのだから。ところで、ミカンのお返しに何をあげようか。誰もが農業をやっていた時代なら、大根とかニンジンとかで物々交換していたのだろう。いたしかたない、我が家に送られてきた山形産リンゴを差し上げるよう。こちらも蜜の入ったおいしいリンゴだ。