[食］筍とつばめ
下田豆腐店に「たけのこ揚げ」ありますの張り紙が出た。たけのこ揚げの筍は、板橋の香林寺の裏庭の竹林のものだ。正真正銘の旬､地場である。ミカン農家の軒先にも､筍が置かれている。1本、300円なり｡今年は、あく抜き用「ヌカ」つきだ。米のとぎ汁で茹でるのだが、お米を炊かない人用かな。実に親切だけれど、このヌカがなんでついているか､知らない人もいるかもしれない。それにヌカの中にとうがらしが入っている。この地域の人は、ヌカととうがらしを入れて､筍を茹でるのかしら？
と、友人に聞いてみたら、「とうがらしは入れていないよ」と言っていた。まぁ、とうがらしとヌカを入れて茹でてみよう。
茹でたら、一晩置くのだよ、と友人が付け加えてくれた。わかってるけど、ありがとう。
ひゆっと、つばめが飛んできた。春から初夏へ。はやいはやい。
