豆かん

newmoonakiko2007-11-05

昨日の続き。由比が浜から鎌倉駅まで歩く。バスの停車駅3区間ぐらいか。疲れたので、一休みした「こすず」。メニューは、わらび餅と豆かんとトコロテンしかない。席は20席もないだろう。小さな店だが、満員の繁盛振り。いいな、これで商売が成り立つなんて。鶴岡八幡宮に続く小町通りには、鎌倉市以外の店が並び、入れ替わりも激しい。鎌倉らしさも少なくなって、寂しい。一方、裏口(市役所側)に続く街道沿いにはかまぼこ工場や干物工場、甲冑専門店などが、まだ残る。駅に近づくにつれて、新しいお店が並ぶ。さびれる一方だったのだが、今では息を吹き返している。地元のスーパー、靴屋洋品店の間にほどよく今風のおしゃれな店があって、おばさんにとっても、なかなか魅力的だ。「あら、こっちにもお店があったのね」との声があがっていた。この界隈、手ぶらで帰るというのは至難の業である。あらゆる誘惑に目もくれず、豆かんだけを食べて帰ったわたいは、えらい。しかし、この豆かん、やみつきになりそう。