味噌づくり

newmoonakiko2008-01-20

本日は、「あしがら農の会」の額田さんに連れられて、お味噌づくりを体験。お味噌は作ったことがあるが、米麹から作るのは初めてだ。旅行用かばんにお米、毛布を詰め込む。二日酔いの私は、当たり前ながら気分が悪い。寒さの中の作業、大丈夫かと心配したが、遠くに真鶴半島、初島まで見渡せるブルーベリー園に立つと見事に快復。久しぶりにかまどの火をくべたり、落ち葉を踏みしめたり、子供たちが飛ばすシャボン玉を見たり、香ばしいお米のにおいをかいだりしていると、副交感神経がじんわりと働き出す。今日1日で50人の人たちが、米麹の仕込をするそうだ。遠くは、鎌倉や横浜から参加している人もいるという。顔見知りの農家の人もいるが、ほとんど初対面の人ばかり。自己紹介をするでもないが、経験者は私のような初心者に「かんどころ」を教えたり、この緩い関係は居心地がよい。個人の自給をめざす「あしがら農の会」だが、おすそ分けの宅配野菜のほか「田んぼの会」や「お茶の会」、「大豆の会」が立ち上がっている。個人から地域の自給自足へ。参加者も、単なる援農ではなく、暮らし方の一部になっているようだ。ギブ&テイクといっても、農家の負担の方がまだまだ大きい。今回の大イベントのお世話人の中原さんに、感謝。まったく、アホな質問に丁寧に答えて下さる額田さん、ありがとう!
米麹は、ただ今、我が家の炬燵で熟成中。温度管理が大切という。来週の日曜日は、いよいよお味噌を仕込む。大豆もあしがらの地でできたものだ。なんだか、ワクワクする。