事故米
米販売会社「三笠フーズ」（大阪市北区）が工業用に限定された「事故米」を食用に転用した問題。主婦は、餃子やうなぎよりも深刻にとらえてる。
ー農林水産省の調査で、０３年度〜今年８月の間、国から事故米計約１７７９トンを仕入れた。このうち、有機リン系の農薬成分メタミドホスや発がん性のある毒素アフラトキシンＢ１を含むものが計８０９トンあり、うち約３００トンが仲介業者や酒造会社などに食用と偽って販売されたことが確認されているーだそうだ。
これらの事故米と呼ばれる汚染米は、海外からの輸入米に多く含まれる。日本では許可されていない農薬が海外では使用されている例はたくさんある。
まず、牛肉のように輸入時にしっかり検査して、危険な米はつっかえす。なぜ、米だけはフリーパスで輸入されるのか疑問だ。税金で輸入した米をどこに誰に払い下げるか、それも疑問だ。まったく食べ物については、疑問だらけ。不信感が増殖するばかりだ。
最近、自分たちの飲む酒は、自分たちでお米から作るという人たちが現れたが、これは先見の明ありだ。1升瓶が5000円にもなるのだけれども。趣味人の世界の話とばかりはいえないのでは。事故米を回避したいなら、自己米で作るしかない。おむすびも、酒も、せんべいも。
早川の魚市場近くで買った無花果。去年も今頃食べたなぁ。子どもたちに勧めたら、女の子がふたり恐る恐る食べた。ざくろに似た味。不思議な味、食べたことのない味、甘いような甘くないような味、ないようである味。1回でいい味。
悪霊の味、罪と罰の味？
