蜆汁

newmoonakiko2008-09-11

夕暮れから宵にかけての秋の空の変化は見ていて飽きません。青から赤へ、赤から墨へ、墨から漆黒へ。そう、今日は夕焼けでした。
夏バテか、ダウンした私。そのお陰で、ぼんやりと秋の空を眺めて半日過ぎました。9/11だからかな?

久しぶりに当たり前の時間に夕飯を作り、当たり前に食べました。自家製味噌も極暑を無事くぐり抜け、よい味になってきました。で、シジミの味噌汁。おかずは、さんまの塩焼きと肉じゃがです。洗濯してご飯を炊いて、掃除して・・・当たり前の日常が混乱した頭を整理するに役立つようです。ちょっと、まともになったかも。


シジミは春の季語だが、

議論尽き温めなおす蜆汁
砂をかむことの多きや蜆汁

単に砂だしをしなかっただけだが。実際は、養殖のシジミは砂だし不要 

鈴木真砂女
世のつねの浮き沈みとや蜆汁 がある。「とや」が効いている。