汚染米おむすび

newmoonakiko2008-09-20

なんだか、「おむすび」は悲しい。「おむすび」は「おむすび」の尊厳を汚されたという感じだ。自給率を上げるためにも、ご飯をたべようって誰が言ってたんだろうか?しかも、安全安心の食材を提供する良心的スーパーと言われていたイオンの系列店で販売されていたとは。そもそも、コンビニやスーパーの「おむすび」は、私に「食べなくていいよ」というオーラを出していた。しかし、汚染米とは。

安さ競争の果てなのだろう。食は自己責任、消費者の問題といわれるが、見えないところに使われてしまえば選ぶ権利も行使できない。自業自得といわれれば、それまでだがここまでくれば生存権の問題だ。個人の努力ではとうてい解決できない。

しかし、「おむすび」は考える。ともかく、米だけは自力で確保する。昔のようにリックを背負って農村に行くことはない。ネットでも、口コミでも、農家が実家の友達を探してでも、農家から直接買う。いわゆる顔の見える関係で。すると、その周辺でとれる作物や、加工品の情報が自然と集まってくるかもしれない。理念とか志の高い農家に出会えれば、それは人生を健康におくるための強いパートナーを見つけたようなものだ。

「おむすび」は怒っている。たぶん、日本の稲作農家すべてが怒っていると思う。でも、そろそろ消費者だけでなく米屋やお酒やや和菓子屋や製粉屋が、米を売ってくれといいに来るのでは?え、来ない?まだ、本当に食べられる物がなくなっているということに気がつかないのかな。「おむすび」は信じられません。

小田原では市民が稲刈りのお手伝いをしています。去年は、10月7日でした。今年ももうすぐ。豊作だとか。