光る米

newmoonakiko2008-10-18

新米が、山形から届いた。まずは、仏壇に供える。子どもの頃は、毎朝ごはんを供えて、チンと鐘を鳴らすのが私の役目だった。子どもが成長し、朝ごはん抜きの現在、私につながるご先祖さまは餓死寸前であろう。でも、あの世は物質を必要としないというから、むしろ、「あいつら、なにを食べてるのかしらん?」と私が心配されているかもしれない。

一つまみ新米あげし祠かな 池内たけし

これは、仏壇ではなく、神棚におそなえした新米を詠んだ句だ。まだ、神様になれないご先祖さまには、しばらくはご飯をお供えするので、この秋を楽しんで下さい。