なんだ、なんだ

小田原のコープの店舗は、とっくのとうに潰れた。その理由は、スーパーとの競合に負けたからである。どうして、食の安全を第一にする協同組合方式が、スーパーと同じ土俵に乗ったのか、不思議でならなかった。が、つい最近、コープの代表がテレビ番組で「経済的に苦しい人もいるので、安い品物も必要だ」と発言していた。ふと、本末転倒だと思った。その理由は、安価な食の値段に給与水準を合わせるという姿勢では、早い話、生産者も消費者も貧しくなるばかりだと感じたからだ。

そのことと、コープのウインナーが地下水汚染の伊藤ハムの製品であったこととは、直接関係ないかもしれない。少なくとも、スーパーに並ぶ商品とコープの商品とは、あまり違いがないのではないか、とは思う。この場合、力関係は、どちらが強いのか?コープが、安全ということをないがしろにしていたことには違いない。これは、会員に対する信頼を大きく損なう行為だ。

コープ、伊藤ハムカップヌードル日清食品、ボルビックのキリンビレッジ、これ、なにか関連があるのか?食品テロなのか?愉快犯なのか?市民の知らないところで、何かが起こっているのか?

ところで、昔、カップヌードルが好きだった(過去形)という人が多い。私も。