24日の境内

newmoonakiko2009-01-24

お地蔵さん通りの縁日は、23日朝の10時から夜の10時きっかりで終了。翌日は、昨日の賑わいが嘘のような静かな板橋に戻る。しかし、せっかく参拝に来てくれた善男善女に何もないのはいかがかと(たぶん)、境内には、みかん、キウイ、ネーブルなどかんきつ類をつくるおばちゃん、梅干や漬物を並べるおばちゃん、それに干物を売る若い女性が並ぶ。なぜか、女性ばかりの小さな市場だ。

このおばちゃんは、ご主人を亡くして、ひとりで農業をやっている。やめたいのだが、採れてしまうのでやめられないそうだ。本当は、ミカンやキウイの手入れをしないことは、自分の死に値することなのだろう。この女性の友人が、軒先で販売を一手に引き受けていて、地元ではファンも多いのだ。私もそのひとり。写真を向けたら、「どこの新聞社?」といわれてしまった。元気でね、おばちゃんのキウイ、食べ続けるから。