有機農業と電子工学

newmoonakiko2009-04-11

あしがら農の会では毎月1回の定例会を開いている。まだまだ、自給には程遠い、私はもっぱら食べる人としての参加だ。定例会の後には、いろいろな分野の人たちを招いて勉強会がある。今日は、田んぼの会でお世話になっている額田さんということで、参加してきた。。この方の本職は、電子工学。文系の頭には、電気と聞いただけで、背を向けたくなる。そもそも、電気と電子とどう違うの?電線までは電気で、部品の中に入ると電子になる?これでいいのかしらん。

そもそも人間の細胞の中でさえ、電子交換が行われているのだから、そう難しく考えなくてもいいのかもしれない。最近、たとえば、福岡伸一さんなどが、実に簡単に分子生物学を書いてくれたのと同じように電子生物学(そんな学問はない?)をわかりやすく解いてくれる学者がでてこないかな?そうすれば、いかに人体に携帯電話やHI調理器が悪いかが一般の人にも理解できるのに。

ともかく、電子レンジよりも周波数の高い携帯電話を脳に近い耳に当てることは、危険なことはわかっている。ことに脳が未完成の子供には、与えたくない。ということをあらためて専門家から教えていただいた。有機農業と電子工学とは対極にあるようだが、極めて小さい太陽電池などを見ると、電子工学の世界も日進月歩だということがわかる。

額田さんは、狭い田んぼでも使える農機具をいろいろ工夫して下さる。有機農業には、従来の大型農機具が使えない。電気を効率よく使った農機具。1度、額田さんの工夫の農機具をどこかで紹介したいものだ。