ビタミンとミネラル

newmoonakiko2009-04-13

人間の三大栄養素は、糖質・タンパク質・脂質。エントロピーの法則からいくと、それぞれ、乳酸、アンモニア、過酸化脂質というゴミになる。このゴミが体に蓄積されるとどうなるか?成人病から心の病まで、あらゆる病気の元凶となる。

これを排除して円滑にまわしてくれるのが、ビタミンとミネラルなのである。難しくいうと代謝作用なんだそうだ。いくらエネルギーを入れても、これが働かないとただ満腹になったということだけで、効率よく栄養を細胞に行き渡せない。

もうずっと以前から言われていたことだけど、現代人にはビタミンとミネラルが極端に足りない。野菜、果実、小魚、昆布などなど、これがますます足りない。長野県旧真田町の大塚貢先生は、このことに気がついて、子どもたちに手のひら一杯の煮干を食べさせた。その結果、学力も体力の向上したという。食を変えれば、頭がよくなるか、と短絡に考えるのではなく、いかに食が大切かのよい実例にしたい。

もはや、食は家庭の問題と切り捨てられないとこまで来ている。戦後のアメリカ栄養学での食育では、現状は救えない。そこの問題をどうとらえるかが、分かれ目のような気がする。で、気がついたのだが、小田原には野菜はともかく、あふれるばかりの柑橘類、それに小魚、昆布も獲れる。小田原の地場・旬のものが、即今子供たちに不足しているものなのだ。これらをたっぷり食べさせる工夫をすれば、ほぼ問題は解決する。かもしれない。月1回とか2回ではなく、毎日食べる。小田原だからできる食育ではないかな。

ともかく、我が家はこれらをたくさん食べて医療費削減に貢献します。