土は女神

「土は女神だから丸裸にしてはいけない」という言葉があるそうだ。畑は草だらけのことは書いた。しかし、この草、手で簡単に倒せて、その下の土は、ほっこり実においしそう。大根、ブロッコリー、メキャベツを植えるところだけ、草をどける。クワがないので、耕さない。家にあるのだが、畑までが坂道なので、持ってくるのがめんどくさい。

この方式、1,2年は収穫は望めないが、年々生き物の時間による集積効果がみられるという。これって何だろう?自然農法の研究によれば、耕起栽培と不耕起栽培と比較すると、最初の収穫は耕す方が好成績だが、年々逆転するというのだ。特に大根など根菜類に顕著という。土の中には小さな虫や微生物と植物が共生するすまいがある。それを壊さない、これが大事なのだという。だから、草も根っこから抜かない方がよいと。

さらにこうした方法で育った大根や人参やじゃがいもは、表面に土がつかない。野菜は、女神様からうまれた天使たちになる!それを食べた私も女神になる!イヒヒ。