足立区の平田さん

足立グリーンプロジェクト代表の平田裕之さん。荒地に生ごみを入れて農園を作り、コミュニティを作った。メンバーが持ってきた生ごみの量をはかって、どのぐらい温暖化に貢献したかグラフにしていた。それぞれ収穫物を持ち寄って、いつもパーティだと言っていた。ヒートアイランド効果も測定されて都会のオアシスになったのだが、その土地は持ち主に返すことになったと聞いた。残念だと思っていたら、平田さん、畑つき賃貸アパートを建築家と一緒に作っていたんだ。

この話を小耳にはさんだとき、まちがいなく仕掛け人は平田さんだと思ったが、実際調べたみたのは今日だった。なぜかというと、知人が、東京都で自殺者が一番多いのが、足立区だという話をしたからだ。平田さんを取材したとき、足立区には不況のあおりをまともに受ける小さな町工場が多いこと、新しい住人の流入とともに人間関係が急速に希薄になっていることなどを聞いた。エコと農でもう一度、地域のつながりを作りたいというのが、平田さんの希望だった。

今は、畑つき賃貸エコアパートか。自殺なんかと無縁な。１２月２６日のブログの写真、左から２番目が平田さん。
http://blog.canpan.info/eco-apa/