自給します!

newmoonakiko2010-03-27

本日は神奈川EM有機農業実践塾第2回目の授業の日。小田急海老名駅から相模線を乗り継いで番田まで神奈川県も広い。師匠の佐藤亘市さんの畑で実践授業だ。この実践塾は、NPO法人EMネット神奈川が主催するもので、農薬化学肥料を使わない農業の方法を学ぶ。第3期生となる今年度は、20人ほどが参加。座学と実学を交互に月1回学んでいく。実学は、NPOに参加する農家で研修だ。

佐藤チームは、6人。まず、映画「生きている土」を鑑賞。自然農法とは何かを勉強して、佐藤さんの奥様手作りのお昼御飯をご馳走になる。お米も、野菜もお味噌もすべて手作り。菜の花のおひたし、ホウレンソウの胡麻和え、アサリとネギのヌタ、野菜たっぷりのお味噌汁、おむすび。佐藤先生がひとこと。「農薬がどうだこうだいうなら、自分でつくんなさい」。大変に耳が痛い。

塾生の女性群は、長年生活クラブ生協に参加しているMさん、昨年から9坪の農園を始めている。今年は、野菜を虫から奪還したいと奮起している。となりのIさんは、アロマテラピスト。アロマの先生が沖縄出身でEMについて聞いていた。農業にも興味があったので塾生になったとか。その隣りのFさんは、老人施設で働いている。ふたりとも元看護師さんだ。薬だけを処方するしかない医学に疑問を持って、食に直接結びつく農業を体験したいというのが動機という。畑に立つのも初めてらしく、長靴がピカピカだった。

あ、あ、私も畑に行かなくちゃ。80歳になる佐藤先生(左から3人目)、桜の咲くころ、だいたい4月8日から農家は忙しくなるんだよって。もう少しだ。
おみやげは、菜の花。