春キャベツ

春キャベツは、煮込まないで生で食べるが一番。とにかく、ビタミンＣがキャベツ中くらいの葉っぱ２枚に４４ｍｇもの含まれている。これは、レモン半分とほぼ同じ量で大人１日の必要量の約９０％。ビタミンＵという聞きなれない成分は胃壁を守り、活性酸素除去に働く。「キャべジン」という胃薬はキャベツから作られている。今でもあるのかな？

昨日は、佐藤農園の初物春キャベツをご馳走になった。千切りキャベツにマヨネーズだけだけど、立派な一品。研修最後は、相模原緑化センターに行って、どんな苗を買えばいいかを教えていただく。苗がいいかどうかで、その後の成長はほぼ決まってしまうから初心者は種からは無謀とか。「売るための苗を選ばないで、収穫する苗を選びなさい」。「農家の育てた苗を買うのが一番だよ」って。なるほど。「背が低くて、ずんぐりむっくりしてるのがいい。私みたいな」とか。

農家の育てた苗か。高齢になっても、種を採ったり苗を育てる仕事は続けられるのではないだろうか？こうした農家の知恵や技術が、大企業に引き継がれるか不安だ