農楽

昨日は「らしくない」文章で特に携帯で読んでくださっている方、頭が痛くなったよね。で、今日は昨日発見した有機野菜の話で、さわやかにいきます。いつか書いたと思うけど、30歳で脱サラして有機のがっこう土佐自然塾に飛び込んだ千葉くん。山下一穂塾長の元を離れて、この春神奈川県愛川町に就農した。神奈川農業アカデミーの紹介で農地が借りられたという。

その彼、かまぼこの鈴廣が経営するバイキング ビュッフェ 「えれんなごっそ」の契約農家になっていた!日比谷でその話は聞いたのだが、「えれんなごっそ」のショップに並ぶ野菜に千葉という名前がない。売り場の女性に聞くと「千葉さんの野菜は、NO-RAですよ」と教えてくれた。漢字で「農楽」だそうだ。「レストランで食べた人参がおいしかったとここに買いにくるお客様もいます」。やったね!千葉くん。

実は、神奈川で農地を借りるときにその土地の農家で研修をするのが条件という話もあった。でも、「僕の師匠は、山下さんだけ」とその話には耳を貸さなかった。今、山下さんは日本農業新聞に月1回「カンタン有機農業」を掲載している。師匠は「カンタン」で弟子は「農楽=ノラ」だ。苦労をけっして見せない彼らのカッコよさ。TPPなんて関係ないって言うのではないかな?(有機農家の思い上がりと批判されているんだけどね)

千葉くんの作る有機の人参を子どもたちに食べさせて欲しい。人参嫌いが一変する。下の写真は、今年「小田原スタイルの発信」事業で話題になった片浦みかん。地元で売られているの初めて見た。このコーナーの野菜、果実は間違いない。ぜひ、箱根のお帰りにお寄りください。