地場産のお寿司

宮迫千鶴さんの「うさぎ展」が始まった。多少縁のあった女性たちが集まってオープニングパーティ。宮迫さんのお連れ合いの谷川晃一さんも伊豆高原から来ていただく。宮迫さんの生家の隣に住んでいた幼馴染が訪ねてきてくれたのはうれしかった。南足柄市に住む彼女、どこかで見た人だと思ったら、私の教室で開いた「女の手仕事展」に参加してくれていた人だった。千鶴さんの家からもらった柚子を思い出して、柚子ジュースを持参してくれた。温かい柚子ジュースを千鶴さんの変わりに私たちがいただく。喜びも哀しみも突き抜けた鮮やかな色彩を介しながら、女の話は尽きない。「うさぎ展」は12日まで。

夜は、お寿司が食べたいという女性たちを「天寿朗寿司」に案内する。当然ながら、マグロは登場しない。キンメ、スルメ、スズキ、メダイ、アジ、ブリ、イワシ巻、イカげそ酒盗巻、玉子(ほろ酔いのためうる覚え)。色合いは地味だ。

ところで集中豪雨で酒匂川が氾濫。小田原の漁場がヘドロで覆われてしまって、お魚は深刻な危機に瀕している。地場のお魚のお寿司なんていつまで食べられるのかな?