相馬はらがま朝市

相馬市長のメルマガを読む。買い物ができない市民のために日用品を積んだリヤカーで地域を回り、安否確認をするというものもあった。想定外の事態に職員は考えて考えてことにあたっているのだろう。職員も被災者であるのだから何が必要であるかはわかるが、どうすればいいか、これは先延ばしできない。朝市が復興のシンボルになるのもとても理解できる。

相馬市は、園児1人児童11人生徒14人計26人。18歳以下の震災孤児と遺児が44人。子どもの犠牲者の数では、福島県で一番なのだ。相馬市長はいち早く育英資金を全国に呼びかけ、たくさんの支援が寄せられている。小田原市民も二宮尊徳の縁で応援をしている。しかし、ここまでの犠牲が出た学校現場は、先生も親も子も本当に大変なことだっただろう。現状復帰、通常復帰までは、長い道のりのように想像する。教師がこれほどたくさんの教え子を失うという経験は、教育現場でも戦争以来のことではないだろうか?人間が子ども時代にこれほど友達を一瞬に失うという経験も。さぁ、今まで通り学校を再開しましょうということができるのかと老婆心ながら疑問に思う。育英資金はできた。大学、志せば大学院までいける。学力に負けないように勉強しようとなるんだろうか?ちなみに宮城県は400人の子どもが亡くなっている。(6月の文部科学省資料)

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