有機のたね

欧米ではオーガニックの種子からでなければ、オーガニックの野菜も加工食品も、オーガニックの牛もこの世に存在し得ないのです。それが欧米の生命の基本なのです。

って、日本は残念ながら違う。でも「たね」が生命の根源でしょ。
日本の種子会社は、0.1パーセントしか需要のない有機種子の生産には見切りをつけた。それよりなにより、日本で育種する会社はほんの数社。すべて海外からの輸入だ。ほんのひとにぎりの有機農家が自家採種した有機種子を家宝として伝えてはいるが・・。

私は、3年前NPO法人瀬戸内海環境会議のメンバーからイスラエルジェネシス社農場のこぶくろに入った有機種子を見た。別に変わった種ではなかった。有機種子を普及することが日本の有機農業を発展させる入り口になるんだと熱く語っているのを「フ〜ん」と聞いていた。種から変えていく。そんなことできるのかな?

IFOAM(国際有機農業運動連盟)の認証を受けている有機種子が、ようやくすてきなパッケージで発売の運びとなった。東都生協でも初めてお目見えしたが、好評だったと聞く。家庭菜園で有機JAS認定野菜よりも先行く野菜を作る。「この種は、オーガニックですか?」と聞かれる有機農家が増えるかもしれない。

輸入元:NPO瀬戸内海環境会議↓
http://www.setonaikai-e-c.net/seed/index.html
手に入れたい方は、こちらへ 12種類あり ↓
http://item.rakuten.co.jp/emj/c/0000000165/