小田原市の給食

小田原市のHPがリニュアルして読みやすくはなったのだが、基本的におかしな記述がある。たとえば、給食についての質問に「ご飯に牛乳はあわないのではないですか}といたく素朴な質問に対して、「栄養のバランスを考えるとサプリメントとしての牛乳は不可欠なんですよ」って。そのサプリメントとしての役割は、古い栄養学から一歩の出ていない。実に残念だなぁ。書きたくもないのだが、そもそも牛乳は牛の赤ちゃんが立派な牛になるように神様が与えたもので、人間は母親のおっぱいを飲めばいいのである。離乳すれば、牛のおっぱいを毎日飲む必要はない。

牛乳に含まれるカルシウム「カゼインタンパク」は、人間の消化吸収には適していない。私など牛乳を飲むと下痢をしていた。カルシウム補給といっても吸収されないのでは役にたたない。しかも、牛乳に含まれるカルシウムが人体に必要な良質のカルシウムを連れ出して体外に流出させしまう。もともと牛乳は不飽和脂肪酸が多くカロリーが高いので、飲み過ぎると肥満の原因となる。あと、牛乳のタンパク質は直接血液に吸収されるのでアトピーの原因ともなるっていいこと少ない。
  
ご飯には味噌汁でしょ。お安いところで番茶でいい。ところで篠原孝副大臣が、「放射能汚染を少なくするために全国の牛乳を混ぜればいい」と発言。チエルノブイリ視察後だった。健康被害を抑え、生産者を守るためらしいが、私にはどうしても悪知恵としか思えない。横浜市ストロンチウムが検出されたそうだが、カルシウムをしっかり摂取しておけば、健康被害を防げる。安くても、役にたたないカルシウムではだめだけど。

さて、小田原市の給食関係者のみなさん。今は、子どもたちに牛乳を与えないという英断をしませんか?でも、番茶も昆布も食べさせられないとなれば、その怒りをきちんと東電や国に訴えて欲しい。のんびり、バランスよくとかカルシウムには牛乳をとか言っていられない時代なのだ。しかるべき立場の人が、しっかり子どもを守らなくては。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/faq/p05986.html