海をきれいに

逗子市の経済観光課の美しい浜再生事業としてEMが予算化されたのは、2008年のこと。海岸の砂が黒くなってしまい、つまり土になってしまったのかな?その上、悪臭もするという最悪な状況をどうにかしようと、海で活動する「海岸倶楽部」というNPO団体が協働してEMを散布し始めました。いったい地球にある海の量ってどのくらいか知らないけど、途方もない量なんでしょうね。そこにEM1tや2t撒いたところで、なんとかなるもんじゃないと思うのが普通なのだが、海岸の老舗?腐っても鯛?逗子海岸の名誉にかけてきれいにしたかったのだろう。ともかく、やってみようという関係者の切実な気持ちはわかる。そして、なんとウミガメが産卵に訪れたり、美しい浜が戻りつつある。「地球の矛盾は海にでる。人間が変わらないと海もきれいにならない」という海岸倶楽部のリーダーの真鍋さんは、ことしは子どもたちと砂浜の砂で作ったEM砂団子を投げ入れるという。団子作りは、7月7日。団子投げは、7月16日の海の日。ところで、石原都知事の地元なので、こんな太陽の塔が立っている。時折り、愛犬と散歩する石原さんの姿もあるそうだ。きれいになった砂浜に気がつかないのかな?