まな板を変えよう、と思ったのは、料理をしたくない心境になってしまったから。家族が減ったのを機会にプラスチックのまな板にかえたのだが、あれはまな板ではない。カッティングボードですね。日本の料理にはあわない。そこに「有元葉子さんの考案の台所用品はいいよ」という宮迫千鶴さんの声が降りてきた。即、ネットで最安値のものを注文。これ燕市で作られたもので素材はゴムの木だそう。水切りがいい。野菜を切るととんとんと音がする。真四角で厚みがあるのがいい。急に料理をする回数が増えた。道具は大切だ。まな板のない家庭があると聞いているが、こんなまな板を用意すると料理が好きになるかもしれない。
