虹の駅のさくらんぼ

長井市レインボープランの素晴らしさは、街の人が野菜の堆肥を作り、村の人が野菜を作ることで、共に生きる地域を造るという理念であり、しかも市民の自発的な意思によるものというところにある。しかし、食品リサイクル法に家庭系の生ごみを加えるよう国会で活動しているツルネン・マルテイ議員いわく、「このことは、法律には入れにくい」というが、市民主体という項目ほど法律にはなじまないのも面白い。
小田原市の場合は、生ごみリサイクルは自給自足の街づくりの大きな柱になるのではないか。遊休農地を学校、福祉施設NPO、市民が生ごみリサイクル堆肥で耕す。一部は、エネルギーに使ってもよい。地域にあるものを活かす、報徳思想にもぴったりだ。

レインボープランは、いろいろな市民が参加して、いまや生ごみリサイクルの範疇を越えている。http://samidare.jp/rainbow/