2012-01-01から1年間の記事一覧

温かい豆乳

福井県美浜町の海岸近くにある民宿まつぼっくり。見た目には、なんの変哲もない民宿だが、違うのは、食材がすべてオーガニック。お米と野菜の自給率は、90パーセント。しかも、化学肥料も動物性堆肥も入れない自然農法。民宿を経営する松井明彦さんがつく…

糠秋刀魚

北海道からのお取り寄せを分けていただきました。関東ではこういう食べ方しないので、へぇっと覗き込んでしましいました。塩をまぶして糠に漬け込むだけだとか。秋刀魚のお漬物。この方法で冷凍保存すると半年経ってもおいしいそうです。ネットを調べてみる…

石けんハミガキ

市販されているハミガキの主成分は、「ラウリル硫酸ナトリウム」という合成界面活性剤で、その配合量は約1パーセント。この量は、洗濯に使用される合成洗剤の洗濯水濃度の約10倍と、シャボン玉石けんが調査結果を発表。そこで開発されたのが、EM石けんハミガ…

りんご

[とき]は、[王林]と[紅月]を交配育成した品種だそうだが、そもそも[紅月]って何?青森県南部町大向の谷内助九郎氏が、ゴールデンデリシャスに紅玉を交配。種苗会社が和香と命名し、いったん名称登録したが、1981(昭和56)年に紅月と改名し認可されたの…

南瓜スープ

先日、いただいた南瓜でスープをつくる。あの南瓜は、生ごみにした種から育つたものだそうで、普通だったら、燃やされるところだったけど、よかったね。命をつなげて、私の命に参加してくれることになったわけだ。本当は、皮ごとスープにしたかったけど。黒…

復興予算を子どもたちのために

12日の記事とあわせて読んで下さい。小田原市も相馬市の子どもたちを受け入れられないだろうか?かかる費用は、国に掛け合う。相馬市は育英資金を被災すぐに集めたが、今の問題は子どもたちの保養だ。 10月19日 参議院議員会館 13:00〜14:40 避難もできず、…

池田香代子さんのこと

池田香代子さんは、1948年生まれ。日本のドイツ文学者・児童文学者・翻訳家・口承文学および都市伝説研究家・エッセイスト、平和運動家とある。世界平和アピール七人委員会のひとりで、今年6月の原子力基本法の基本方針に「安全保障に資する」と加える改正案…

原発住民投票条例否決

静岡県の中部電力浜岡原子力発電所の運転再開の是非を問う住民投票の実施を定めた条例案の採決が午後0時すぎから静岡県議会の本会議で行われ、▽市民団体が提出した原案と、▽一部の議員が提出した修正案は共に否決されました。これにより、住民投票は行われ…

シャンソン

人間、65歳を境に免疫力が急激に落ちてくる。ここから75歳までの間にガンにかかる人が多いという。さぁ、さまざまな束縛から自由になって趣味に社会貢献にと思ったところで病に倒れるのは、いかにも無念だし、社会的にも大いなる損失である。少なくともこの1…

2004年につくったのだが・・なんとも。自分の骨を拾えないのが人間の因果。今日も明日も過去を拾っていく。 晩秋やこの国の骨拾いけり

ビル解体

小田原駅前にある「箱根登山ベルジュ」は、1959年開業。地上9階、地下1階の商業ビルだが、売り上げの大幅な減少と建物の老朽化で、来年の3月末に閉館する。ここだけの話、小田原にとってよい話だと思うのだ。あの大きなビルがお金を生み出した時代もあった…

おひとりさまの食事

母は、完全なひとり暮らしではなかったが、晩年の食事は貧しかった。想像するに甘いパンやお菓子で1食、いや2食をまかなったいたのではないか。お金がないわけではない。食べる気力がなくなった時、すぐに簡単におなかを満たすものがあって、それがいのち…

かぼちゃ

ドアノブにかかっていたカボチャ。どちらさまからか、ありがとう!もう1つも、友人からいただいた。なんて名前なのかわからないが、最近いろいろな表情のカボチャが見られて楽しい。しばらく、テーブルの上に飾っておこうか。27−29日食べ物でブログを更新し…

人参ジュース

どこのどちらかわかりませんが、北海道の村上さんの人参。青森の福士さんの自家用りんごで、人参ジュースをつくる。生き還るなぁ。こんな野菜と果実を子どもたちに食べさせたい。今、全国では福島の子どもたちに放射能汚染のない野菜を届ける活動が、個人、…

バジル

バジルは、日本の紫蘇みたいなものか。香りが強く殺菌作用のあるハーブだが、イスラエル産有機バジルの種をまいたら、できるできる。葉を摘まんでいたら、どんどんどんどん収穫できた。多年草だというが、日本の冬は超えられないらしい。若くて小さな葉は、…

モンサントの不自然な食べ物

食のグローバル企業・モンサントの不自然な食べ物は、文明の行き詰まりの象徴で、へたをすれば人類を滅ぼす。枯葉剤、PCBそして遺伝子組み換え、どのぐらい恐ろしい企みなのだが想像もつかないが、原発と同じで巨大な利権構造を倒すことができない。その怪物…

天のしずく

「天のしずく〜辰巳芳子“いのちのスープ”」最終試写会に行ってきました。 食を整えることは人を愛すること、ずっしりと重く、そして美しいメッセージ をもらいました。観念的な愛では、本当に愛に生きることにはならない。 赤ん坊のスープ、救護のスープ、看…

小麦文化と米文化

おしゃべりしている間にお料理名人が焼いてくださったパン。まるで、魔法の手としか思えない。 ところで、小麦をもらってもパンにはできないように稲をもらってもご飯にできない。小麦は、脱穀されて製粉、小麦粉になり、いろいろと混ぜてパンになる。稲は、…

小田原柑橘倶楽部

肉屋さんと八百屋さんのコラボ。しかも、地元の有機野菜。この地には八百屋さんがないから、地元の人にはラッキーだ。しかも、この肉屋さんのメンチはキャベツつきで、週刊誌に載ったほど旨い。柑橘倶楽部のコーデネィターぶり冴えてますね。http://www.odaw…

りんごまるかじり条例

青森県板柳町には、りんごまるかじり条例がある。この条例ができるまでには、深刻な物語があるのだが、そこはおいて、りんごの季節は、このサンつがるからスタート。もぎたて、新鮮、おいしい。しかし、一番はこの自然の色。野生のりんごの顔をしている。農…

余震

う〜ん、とうなった1句。余震なほ厨の蜆(しじみ)口割らず福島県浅川町に住む86歳、小山田親作さんの句で、第6回日本農業新聞俳句大賞に輝いた。5年前に奥様を亡くし、地震の日も台所に立っていたのだろう。余震に脅えるように蜆の口が割らない。私も、蜆だ…

ハチドリの一滴

一滴の水を懸命に運んでアマゾンの山火事を消そうとしたというハチドリの民話ではないが、TEAM二本松が岳温泉に整備中の「子どもための運動場」の石拾いと草取りに行ってきた。二本松市は福島第一原発から55キロにあるが、現在でも子どもたちにとって…

[食]週末カレー

国産EMチキンは、岐阜アグリフーズのもの。ここの鶏は、抗生物質、ホルモン剤を投与されていない。乳酸菌・酵母などの有用微生物(EM)を米ヌカに添加し、ボカしてペレット化した混合飼料・EMフィードを食べているそう。肉もさることながら、この鶏の糞が…

福島

司馬遼太郎が「歴史のなかで都市ひとつがこんな目に遭ったのは、会津若松しかない」と書いた会津若松。昨年の今日、 会津若松で、稲刈り前の勉強会が開かれた。放射能被害が少なく、豊作であったこともあり、誰もがのんびりとした雰囲気だった。ただ、友人の…

[暮らし]選挙ハガキ

季節はずれの年賀状みたいで、とぼけるんじゃないといって、破って捨てるか微妙。

[食]静岡

静岡駅地下のガス爆発事故から何年たつのだろう?ようやく駅周辺の賑わいが戻ってきて、なんだかうれしい。自然食品店ナチュラルハウスや、成城石井も進出。駅前の飲み屋街も、なかなかよい感じだ。小田原駅前も、ゆっくりつくり上げていくしかない。ガス爆…

諏訪部さんは90歳

82年間、愛川町で農業をしている諏訪部明さん。キウィとブドウを栽培しているが、現役は引退。2002年から、農薬問題の勉強会を行い、有機栽培での家庭菜園をしたいという人達と農地を共同で借り入れ、現在3ヶ所40アールの菜園を指導している。1年に2度でき…

TPP

民主党、自民党どちらも総裁選びで騒々しい。どちらかが、日本のリーダーになるというわけだが、この2党だけは選びたくないという国民感情をいったいどうしてくれるのだろうか?今日、反TPPの論陣を張っている鈴木宣弘東京大学院教授の話を聞いてきた。どう…

反旗

俳句誌『小熊座』編集長の俳人渡辺誠一郎さんは、 1950年宮城県塩竃生れ。 啓蟄の日本行方不明かな 影の数人より多し敗戦忌 私にとっては叙情社会派。見上げるばかりであるが、その渡辺さんの震災俳句。 祈りとは白き日傘をたたむこと 手を振れば千の手が振…

地元バア

地元とは、もちろん小田原なのだが、1月に1回ビールを飲みながら情報交換している。缶ビール1本200円。おつまみは、自給農Tちゃんとケーキ屋Kちゃん妻の手づくり。どこにでもいる石頭のおじいさまたちをどう変えていくかっていう、永遠のテーマ。でも、石頭…