2010-01-01から1年間の記事一覧

[食]小豆

小豆は幸運を呼ぶ豆ともいわれているが、友人の夫はアズキ相場で大損した。舞台は中国のアズキ市場だった。今は、ニンニクだそうだが。食べ物を投資の対象にする、そういう世界があるんだね。小豆、餡子大好きな私のモットーは、一日一善一大福だが、一日ひ…

[暮らし]柿の木

我が家の庭には大きな柿の木があった。毎年春は小鳥に軒を貸し、夏には葉を茂らせて下草の動物を守り、秋には柿を稔らせ、冬には葉を落として土を肥す。ベランダで洗濯ものを干しながら、いろんな話をしたよね。なのになのに木が大きくなって空が見えない、…

日本の農業をどう守るか

APECが終わって、ようやく日本農業新聞も日経MJ(日本経済新聞が発行している流通関係の新聞)も平常心を取り戻した。日本農業新聞は、TPP反対の農民集会をトップにあげて、怒りを爆発させていたが、一般市民がどのくらい日本農業新聞を読んでいるだ…

[花]バラ

平塚市は花卉栽培で有名だったが、輸入ものに押されたことと後継者不足で数年前までは青息吐息だった。しかし、しかし、市営総合公園のバラ園は見事で花の季節になるとたくさんの人たちで賑わう。このバラは、平塚市の浜田バラ園のもので、1年に1回比嘉照…

[食]米と小麦

米も小麦も、イネ科の穀物。米は中国、インド、小麦はメソポタミア(現在のイラク)当たりを原産地とし、どちらも白っぽい小さな花を咲かせる。同じように収穫期には堅い殻をつけて実る。米はご飯、小麦はパン。最近は、米からパンもできる。米も小麦もアル…

[食]国際有機農業映画祭

TPP環太平洋戦略的経済連携協定について書いていましたが、途中で頭がおかしくなってきたので、11月27日に開催される国際有機農業映画祭を紹介します。今年のテーマは、「たね・水・いのち」。TPPに加わり、関税を撤廃した場合、お米の9割が輸入品…

三崎のマグロ

昔の賑わいが残るまぐろ料理三崎館 http://gourmet.walkerplus.com/119004276001/写真は三浦半島沖にある三崎港。この港に世界各地から本マグロからミナミマグロまでバラエティに富んだマグロが集まる。というか、とりまくったマグロが集まる。日本の高度成…

[暮らし]海の世界

1匹鮫で生きるか、スイミーみたいに群れをなすか?神奈川県三浦市にある油壺マリンパークで回遊する魚たちを眺める。魚が他人とは思えない。Nちゃんは、「私はアジがいいな」「私は、フグ」

[食]煮込みうどん

寒いですね。こんな日は、煮込みうどんで決まりです。ところで、すべての仕事を終えた私は、アースビジョンのUさんと名古屋駅でなにか食べることにした。(29日の話を書いています。悪しからず)Uさんが「山本屋で煮込みうどんを食べたい。でも、場所は…

[食]早生みかん

あっという間に「みかん」の季節です。小田原のまちに「みかん」が出回り始めていますよ。箱根への観光のお帰りにどうぞ。100円から300円で買えます。とにかく、余っているだから。この小田原温州みかん、先輩が「運動会の時、食べたみかんの味」と表現して…

おしっこの話

美しいドレス姿の加藤登紀子さん。COP10のクロージングセレモニー(閉会式ですね)の様子です。まだ、会議は終わらず、河村たかし名古屋市長はいないので、たぶん隣が名古屋市商工会議所の方、その隣が名古屋市副市長かな。まわりは、3000人かかわったボラン…

お寺で見る・語る

28日の夜は、名城線の「八事日赤」という駅で降りて永照山西光院へ。「−命をいただいて生きる私たちー身近に考える生物多様性」という上映会は、アーユス仏教国際協力仏ネットワークの一員である永照山西光院の若き住職の読経でスタート。アーユスが支援して…

COP10国際会議

「いのちの共生を、未来へ」をスローガンにしたCOP10(生物多様性条約第十回締約国会議)が終わった。生物多様性を謳いながら、小さな微生物を奪い合う構図、それをお金で売買し、配分を協議する会議。うまくまとめましたという日本の環境大臣。なんか変と思…

COP10

COP10が開かれている名古屋に行ってきた。もちろん、閣僚級の交渉が続いている国際会議場へは、IDカードがないので入れません。会場周辺の生物多様性フェアでは、「まだ交渉が続いている」ということだったが、10時の時点ではこうなっている。徹夜になるら…

蟷螂(かまきり)

かまきりは「蟷螂」と書いて「とうろう」と読む。「蟷螂生る」は夏の季語、「蟷螂」は秋の季語、「枯蟷螂」は冬の季語だ。かまきりの一生が季語になっているのだから、昔の人は、蟷螂に自分のなにかを考え合わせていたのだろう。蟷螂のみどり紛れぬ動きかな …

Tシャツ

思わずシャッターを押したTシャツ。「百笑米」を作っているのは、この方。 http://agri-winnet.com/regi/007/index.html今日有機JAS認定米を作っている青森の篤農家・福士武造さんに鋭く突っ込まれた。もうこれから誰も米なんか作らないよ。猫の目のよう…

相模原・農家レストラン モナの丘

有機農業塾の昨年の塾生3人の女性たちに「どうすかぁ、1杯やって帰りませんか」と連れていかれたのが、ここ「モナの丘」。等身大のキリンが目印だとか。農業生産法人 株式会社グリーンピア相模原が運営する。農家レストランと直販所、それに生ごみをバイオマ…

天日干し

月1回の有機農業塾も本日でおしまい。先生の田んぼでは、稲刈りの後雨が続いて「はざかけ」したお米の脱穀ができなかった。今日は、塾生も加わって決行。 5アール、だいたい5俵の収穫。自然農法でこれだけの収穫量がある。意外に思う方も多いのでは?ただし…

自分で売る

日比谷公園「土と平和の祭典」が続きます。少し気になったのは、市場に有機野菜が少なかったことです。たぶん、こういうイベントが増えて、供給が需要に追いつかない。それから、運賃かけて村から東京にくるんだから経営的には赤字なんでしょうね。出展料は…

元イケメン

同じ「土と平和の祭典」のメインステージにたつ金子美登さん。有機農業のカリスマと紹介されていた金子さんが、「実は、大きな賞を頂くことに・・・」と小さな声で言っていたのは、金子さんが住む小川町・「下里農地・水・環境保全向上対策委員会」(代表・…

[食]イケメン農家

3人のイケメンを出して何なのとお思いの方々。彼らは、17日日比谷公園で開催された土と平和の祭典に登場した新規就農の若者たちです。中央は、高知の土佐自然塾の卒業生の千葉くんだ。彼は、東京生まれの埼玉育ち。つい最近まで、銀座の高層ビルで働いて…

[食]遺伝子組み換え食品

日本の食糧自給率は40パーセントだが、残りの60パーセントはどんなものなの?それは、油や醤油、牛や豚やニワトリの飼料。大豆の自給率は5パーセント、小麦11パーセント、ともろこし0パーセント、菜種0パーセント。これらでできているものを食べている…

[暮らし]odawara 

「最近、小田原はがんばってるね」と友人に言われる。住んでいるとそうとばかりは思えないが、でも悪い感じはしない。この秋は、第2回全国丼ぶりサミット、地元おでん祭り、来週の週末は、第3回ローカル・サミットとかで、二の丸広場は千客万来だ。小田原城…

遺伝子組み換え菜種

有機農業の定義は、遺伝子組み換え種子を用いないことである。もっとも、日本では、遺伝子組み換え種子は市場にでていないことになっている。ところが、除草剤への耐性をもつ遺伝子を組み換えた菜種が全国各地で自生していることが、市民団体「遺伝子組み換…

[暮らし]自治基本条例

小田原市の自治基本条例の素案ができて、パブリックコメントを募集している。小田原市の自治基本条例づくりの特徴は、オープンスクエアと名づけた公開検討会と委員会を交互に開催する併走方式により、検討を進めてきた点にあり、検討委員は、オープンスクエ…

[暮らし]小田原城

小田原城をようする小田原市は、実は、周囲9キロの城塞都市なんです。東洋のコンスタンティノープルという人もいるが、行ったこともないので、ちょっとピンとこない。戦国時代、城が戦国大名の支配の拠点になるにつれて城下町の周囲に河川や堀、土塁を配し…

[暮らし]小田原市議会を考える

「小田原市議会を考える市民の会」のHPに市会議員に対して、現在検討がすすんでいる自治基本条例などのアンケートが行われ、その結果が公表されている。実に興味深い。議員はいったい誰に対して責任をとるのだろうか、と思うことしきりだ。自分の賛否を公…

[食]農山漁村女性・生活活動支援協会

農林水産省の平成21年新規就農者調査によれば、21年の新規就農者は6万6,820人で前年に比べ11.4%増加し、特に農家の跡取りなどの「新規自営農業就農者」の増加が15.6%と大きく、逆に「新規雇用就農者」は9.9%の減、「新規参入者」も5…

[食]おめでとう!

先日、話題にした高校生のプロデュースによるお弁当「小田原小町 秋恵ちゃん」。企画したのが小田原総合ビジネス高等学校、掛け紙を書いた小田原城北工業高等学校、それにお米をつくった吉田島総合高等学校、この3校が、神奈川地域社会事業賞の奨励賞に輝い…

[食]続・生ごみ

9月23日に小田原で講演した吉田俊道さん。翌日は、日野市立日野第七幼稚園でワークショップ。私は、高尾にお墓参りだったのだが、実際どう子どもたちに接するのかまじかに見ようと吉田さんにくつっいていった。大人相手の講演では、ユーモアいっぱい時に脱線…